赤ちゃんと絵本


0歳~2歳 絵本の読み聞かせ


「スワドル」と「おくるみ」

絵本の読み聞かせには、言葉の発達を促したり、親子のコミュニケーションを深める役割を果たす効果があります。0歳からの低月齢の赤ちゃんは、まだ言葉が分からないから絵本はまだ早いのではと思う方が多いかもしれませんが、0歳の赤ちゃんでも楽しめる要素がたくさんあります。

 

今回は、そんな絵本について読み聞かせのメリットや年齢別の絵本の選び方をご紹介します。



読み聞かせ メリット


スワドルは必要?

コミュニケーションをスムーズにしてくれる

初めての子育ては、赤ちゃんにどうやって話しかけたらいいんだろう、喜んでもらいたいけど何をしたらいいんだろう…と赤ちゃんとのコミュニケーションに悩むことがあります。そんな戸惑いがある時に大活躍してくれるのが絵本です。ただ声に出して読んでいるだけでも、赤ちゃんは声をかけられていると感じ喜んでくれます。


スワドルは必要?

赤ちゃんの心が安定する

赤ちゃんに絵本を見せながら、パパやママの声を聞かせてあげると、赤ちゃんはまだ言葉が理解できなくても、その声色や空気を敏感に感じ取ることができます。


スワドルは必要?

言語発達を促す

「読み聞かせ」によって言語のリズムや音の違いを学ぶことができます。絵本の言葉から、新しい言葉やフレーズを聞いて覚えることが出来ます。


スワドルは必要?

絵本に夢中になる=集中力が高まる

絵本に興味を持ってもらえたら集中力を高めることができます。始めは短いお話から、少しずつ長いお話の絵本を読むことで集中できる時間を伸ばしていけます。



年齢別 絵本の選び方


おすすめ エルゴポーチのスワドル

0歳

この時期におすすめの絵本は、身のまわりにある赤ちゃんの知っているものを題材にした絵本です。食べ物や乗り物・動物などが出てくる絵本は、赤ちゃんはとっても喜びます。まだ言葉はあまり理解できないので絵や色がはっきりしている絵本、視力が未熟な乳児期は、単純な形(丸・三角・四角)赤・青・黄色など原色が多く使われている絵本がおすすめです。リズムの繰り返しや、いろいろなオノマトペ(コロコロ・ポンポンなどの擬音語・擬態語)を楽しめる絵本がママも赤ちゃんも楽しめることが出来ます。また、舐めたり噛んだりしても破れにくい素材や厚みがある絵本がおすすめです。

 

1歳

だんだんと言葉を理解し、自分でもおしゃべりを始める時期です。おすすめは、音の響きやリズムを楽しめる絵本です。また、少しずつお話の流れを理解できるようになってくるので、ストーリーのある物語の絵本を取り入れていくのもよいです。

 

2歳

この時期は、言葉の理解力や注意力が発達し始めます。絵本や短い物語の本を読み聞かせることで、子どもが言葉の意味を理解し、物語の展開やキャラクターの感情に興味を持つようになります。絵本の主人公に自分を重ねて真似をしたり、自分と似ているものを好きになったりもします。また、挨拶やトイレ、歯磨き、お風呂など、生活することを絵本から学べるようなものもおすすめです。登場人物が褒められている姿をみることで「自分も褒められたい」「自分にもできる」「真似したい」という気持ちを刺激できます。



読み聞かせるときのポイント


スワドルは必要?

あらかじめ読んでおく

初めて読み聞かせてあげる絵本は事前に読んでおくといいでしょう。子どもに読み聞かせていると、読み手であるパパ・ママ自身が絵本の内容をよく理解できないことがあります。また、難しい言い回しや読みにくい箇所があれば、初めて読んだ時につかえてしまう場合もあるでしょう。そのため、できれば子どもに読み聞かせる前に一度絵本に目を通しておくことが望ましいです。

 

感情を込めすぎない

楽しませようと演じたり、オーバーリアクションをしてしまったりすると、子どもは絵本よりもパパ・ママのほうに意識が向いてしまいます。子どもが絵本に集中できなくなってしまうので、感情は込めすぎず読んであげましょう。

 

集中して読んであげる

読み手であるパパ・ママも読み聞かせてあげている時は集中して読みましょう。スマホを見ながら、テレビの音が聞こえる環境など、子どももパパ・ママも集中できない状況は避けて、絵本だけに集中できる静かな環境がおすすめです。仕事で疲れていたり、考え事があったりして気持ちが集中できない場合は、無理をして読まない事も選択肢として持っておくと、気持ち的に余裕ができます。

 

子どもの様子を観察する

2・3歳の子どもの場合、絵本を読み終わったら、つい感想を聞いてしまいがちですが、子どもは絵本の世界に入り込んでいる時間なので、邪魔はせずに存分に絵本の世界に入らせてあげてください。



無理せず読み聞かせを楽しもう


スワドルは必要?

低年齢のうちは絵本に集中できなかったり、絵本を舐めたり破いたりしてしまうもの。パパ・ママが読んでも、聞いていなかったり、他のおもちゃで遊んだり、集中できない時期はあります。子どもが集中できなくても叱ったり無理やり聞かせようとしたりせず、諦めて読むのをやめるのもひとつの手です。子どもはページをめくるのが楽しい時期もあります。絵本のイラストを指さしたり、じっと眺めるだけで楽しめるのが絵本でもあります。子どもの様子を観察しながら、その時期にあった絵本の楽しさを一緒に探してみましょう。