赤ちゃんが生まれて初めて迎える1歳の誕生日。パパ・ママにとっても特別な日です。最近では「スマッシュケーキ」や「一升餅」、写真映えするフォトブースなど、SNSでも話題の祝い方が注目されています。
初めての子ども誕生日。「どんなお祝いをすればいいの?」「おうちでゆっくりお祝いしたい」「フォトスタジオでキレイな写真を撮影したい」など、どんなふうにお祝いすればいいのか分からなかったり、やりたいことがたくさんあって迷うママやパパも多いのではないでしょうか。
今回は初めての記念日を、家族みんなが笑顔で楽しむためのアイデアや準備のポイントをご紹介します。
お部屋をかわいく飾りつけ
誕生日の雰囲気をぐっと盛り上げてくれるのが、デコレーションです。壁にガーランドやバルーン、数字の「1」をモチーフにした飾りをつけるだけでも華やかに。100円ショップやネットショップでも、かわいいパーティーグッズがたくさん揃います。赤ちゃんが触っても安全な素材を選ぶと安心です。
スマッシュケーキで「はじめてのケーキ体験」
近年人気なのが、赤ちゃん専用のケーキを用意して自由に触って食べる「スマッシュケーキ」などがあります。ヨーグルトや豆腐クリーム、フルーツを使えば安心して楽しめます。ケーキをぐちゃぐちゃにしながら笑う姿は、写真にも動画にも残したくなるかわいさです。ケーキを準備する際は、食材アレルギーの有無を事前にチェックしましょう。また、食べる前に手やテーブルを清潔にしておくと安心です。
記念写真を撮ろう
せっかくの1歳記念は、写真や動画で残しておくのも大切です。おうちで撮る写真は、自然光が入る時間帯に撮ると明るくきれいに仕上がります。
フォトスタジオで「1歳記念写真」を撮る
外出の定番人気といえば、フォトスタジオでの記念撮影。1歳記念のフォトプランは衣装・小物・家族撮影までセットになっていることが多く、赤ちゃんの成長をプロのカメラマンがしっかり残してくれます。
◆スタジオフォト撮影のポイント◆
・ぐずりにくい時間帯(午前中)を予約
・お気に入りのおもちゃを持参すると自然な笑顔に
・家族でリンクコーデにすると統一感が出ておしゃれ
動物園や水族館で「初めてのお出かけ記念」
動物や魚に興味を持ち始める1歳前後。動物園や水族館でのお祝いは、赤ちゃんの“初めて体験”としても思い出に残ります。カラフルな景色や動く動物を見て、五感を刺激できるのも魅力です。
◆楽しむポイント◆
・ベビーカーOK・授乳室完備の施設を選ぶ
・混雑を避けるため、開園直後が狙い目
・記念にぬいぐるみなどを購入して「お誕生日プレゼント」にするのもおすすめです
家族旅行で “はじめての記念日旅”
時間に余裕があるなら、1歳記念の家族旅行も素敵です。温泉宿や子連れ歓迎ホテルでは、ベビーベッド・離乳食対応・貸切風呂などが整っているところも増えています。
◆旅行を楽しむコツ◆
・移動時間は2〜3時間以内が安心
・食事付きプランよりも、赤ちゃんのペースで過ごせる自由度の高い宿がおすすめ
・到着後すぐに遊べるよう、チェックイン時間を早めに設定
一升餅
「一升餅(いっしょうもち)」とは、子どもが満一歳を迎えたときに行われる、日本の伝統的な祝い行事で使われるお餅のことです。「一升」と「一生」をかけて、「一生食べ物に困らないように」「一生健やかに過ごせるように」という願いを込めて祝います。
この行事では、約一升(およそ1.8キログラム)の丸いお餅を用意し、それを子どもに背負わせたり、踏ませたりします。まだ歩き始めたばかりの子どもにとって一升餅は重いため、うまく立てなかったり転んでしまうこともありますが、それは「一生の厄落とし」とされ、かえって縁起の良いことと考えられています。
地域によって祝い方には違いがあり、関東や関西ではお餅を背負わせる「背負い餅」、九州ではお餅の上を踏ませる「踏み餅」、東北などではお餅を投げて祝う「投げ餅」といった風習も見られます。また、最近ではお祝いの場で「選び取り」という遊びを行うことも多く、鉛筆・財布・そろばんなどを並べて、子どもが最初に手に取ったもので将来の職業や才能を占う習慣もあります。
一升餅は、家族が子どもの健やかな成長と幸せな人生を願う、温かい意味を持つ行事として、今も多くの家庭で受け継がれています。
選び取り
「選び取り(えらびどり)」とは、子どもが満一歳の誕生日を迎えたときに行われる伝統的な行事で、その子の将来の才能や職業の傾向を占うものです。一升餅のお祝いと一緒に行われることが多く、家族の間で楽しく盛り上がるイベントとして親しまれています。
子どもの前にいくつかの品物を並べ、どれを最初に手に取るかを見守ります。たとえば、鉛筆やペンを取れば「勉強が好きで知的な人になる」、そろばんや電卓なら「商才がある」、財布を選べば「お金に恵まれる」、ボールを取れば「運動神経が良くなる」、はさみを取れば「手先が器用で職人向き」など、それぞれの品物に意味が込められています。
選び取りは、子どもの成長を喜び、その個性や可能性を家族みんなで見つめる大切な節目の行事として、多くの家庭で今も大切に受け継がれています。
一歳の誕生日は、赤ちゃんが無事に初めての一年を迎えたことを祝う、家族にとって特別な節目です。生まれたばかりの小さな命が、笑ったり、泣いたり、少しずつ言葉を覚えたりしながら大きくなっていく一年は、喜びと驚きの連続だったことでしょう。
一升餅や選び取りなどの伝統行事には、子どもの健やかな成長と幸せな未来を願う家族の思いが込められています。その願いは昔も今も変わらず、形を少し変えながら次の世代へ受け継がれています。
一歳の誕生日は、これまで頑張ってきたパパ・ママへのご褒美の日でもあります。赤ちゃんと過ごした日々を振り返りながら、これからの成長を楽しみに、家族みんなで温かい時間を過ごしたいものです。